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昨年のラブシャ
2022年夏、マンウィズが観たくて参戦を決めたラブシャ。guitar&vocalであるジャン・ケン・ジョニー(以後ジャンケン)が直前に新型コロナに感染し、マンウィズの出演が中止となった。代打を務めたキュウソネコカミんのステージに、トーキョータナカ(以下タナパイ)がお礼参りに乱入するというハプニングにガウラーが大喜びだったことはまだ記憶に新しい。
ラブシャ2023にオオカミ達がリベンジ
2023年ラブシャの出演アーティストが発表されたとき、「リベンジ」のワードでもうマンウィズが出演することは確信していた。これは行くしかない!
山梨県民からしたら、こんな近場で、ロケーションの良い場所で、間近にオオカミ達を観られるなんてこの上ない幸せ。現在も行われているマンウィズのツアーも山梨では開催されないのだもの。これを逃してたまるか。
無事に8月27日のチケットを先行でとることができ、タイムテーブルみながらキュウソもCoccoも羊文学も観られるなとはしゃぎ、「ラブシャ去年もいってるし余裕だね」と去年の記事で予習復習しながら当日に臨みました。
予定が大幅にずれる
山中湖には1時間ちょっと。去年と同じくらいの「9時半到で良いかな」と準備をしていたらちょっとバタバタして7時半に出発することに。渋滞もするけど2時間あれば余裕でしょ車を走らせ、途中コンビニにも寄らず富士吉田から忍野八海あたりでいつもの渋滞の感じに。
山中湖畔を半時計回りに進むと同じ考えの車が多く、明らかに去年より早い段階で大渋滞にはまる。その後、全く車が動かなくなることもあり、到着予定時間は10時を指している。マジか。chili beans.めっちゃ観たかったのにー、と嘆いていると昨年と同じ駐車場にたどりつく。料金は2500円、すでに両脇に車が停まっておりあと数台停められる程度。ここから会場までは10分、歩く。
すでに演奏の音は遠くから聴こえてくる。途中トイレを済ませ、人の流れに乗って、姿のみえないチリビの音楽だけをガッツリ聴きながら会場へ。山中湖手前から二時間もかかった事実に気づきビビる。恐るべし、ラブシャ。
熱気球を目印に入場ゲートへ急ぐ。電子チケットを用意してゲートを潜ろうとすると、相方からのストップがかかる。D ocomoの電波弱すぎてチケット表示ができない問題。さんざんフジロックでも電波問題が言われてましたが、山中湖も同じでした。ちゃんと家で手続きしとけよ、と思ったのは内緒。
キュウソのリハが始まったのでゲートの外から身を揺らせていると、やっとこチケット表示できたとのことで入場。
キュウソネコカミ
レイクステージ前はすでにお客さんで満杯。出遅れた私はメガシャキを聴きながらやっとこテント横あたりに到着。するとあのイントロが。ビビった!
そして金ぴかのタナパイがモニターに映し出される。会場から歓声や爆笑が。絵面が凄い。細かいところまではみえなかったけど、ステージを駆けずり回ってメンバーに圧をかけたり、シャンパンクラッカー飛ばしたり、タイツ脱ごうとしてモゾモゾしたり(暑かったのかな)。
この模様はマンウィズのファンクラブFWAMのリークのなかで動画が上がってるのでぜひ会員になってチェックしてみてください。ちなみにこちらでは金のタナパイのことを「金狼」と呼んでいたり、タナパイはTwitterのなかで「金たな」と自らつぶやいておりました。
推しのいる生活の歌詞を噛み締めながらも飛ぶ、はしゃぐ。曲中にみんな座らされて、「跳べ!」の合図で一斉にジャンプしたり、筋斗雲に乗るセイヤさんを見守ったり、最後の曲は歌詞がモニターに表示され一緒に口ずさんだりしてキュウソを堪能しました。
- リハ KMTR645、ファントムバイブレーション
- MEGA SHAKE IT!
- ビビった
- 推しのいる生活
- 住環境
- DQNになりたい、40代で死にたい
- THE BAND
- 私飽きぬ私
グッズ売り場へ行く前に、オフィシャルのご飯売り場スペシャキッチンへ。アジアンカンフー焼きそばとお酒で腹ごしらえ完了。グッズ売り場では、お友達から頼まれていたものは完売とのことで買えず。マンウィズグッズも今回はスルー。昔はフェス限定Tシャツが売ったりしてて、yamanashi版のGAWTシャツ買いましたね。
Cocco
Mt.Fujiステージへ。カネコアヤノさんの最後の曲を後方で聴いて、人が捌けてから最前列へ。日差しが強くてしゃがんで休み水分補給しながら、サウシーを遠くに聴きながら1時間待ってやっとこCoccoのステージ開始!
メトロックやフジロックでも過去にステージを観たけれど、そのたびに「ああCoccoだ」「若い頃テレビで見ていたあの子が目の前にいる」と言う懐かしさと喜びをじわじわ感じていた。
今回は黒のロングドレスで現れたCoccoに「きれーい」と歓声があがる。確かにフジロックで観た白ドレスの彼女よりも気品がありそしてはつらつとしてみえた。
今回は初っ端から踊り子さんたちが乱入するゆるふわなステージで、一緒に手振りをして楽しむ。
2曲目「焼け野が原」のイントロで鳥肌が立ち、続く「強く儚いものたち」の流れで心を掴まれなんども涙がこぼれ落ちた。途中ドレスの裾をバサっと脱ぎ去ってミニスカートに早替わりしてサングラスをかけて歌うのもかわいらしい。そして、曲が終わるたびにバレリーナのような振る舞いで丁寧におじぎをする姿が印象に残った。
「ラブシャは6年ぶり」「珍しいことをします、メンバー紹介だけど」と根岸さん、長田さんをはじめメンバーを1人ずつ紹介するCocco。私のお隣にいたお姉さんの「ボーカルは?」の問いかけに「コウのことも紹介するの?」と恥ずかしそうに自己紹介をしてたのも印象的。
懐かしい曲もいいけれど、踊り子さんたちと一緒に楽しそうに歌うミニスカートのCoccoもいいなぁ、かわいいなぁと改めて思った。
- クジラのステージ
- 焼け野が原
- 強く儚いものたち
- お望みどおり
- 音速パンチ
- ファンタジー
Cocco終わりで時間もあることから、のどかな湖畔を歩き一番奥のgood vibesのステージまでのんびりと散することに。
テニスコート跡地を抜けたさきにオシャレ空間がありました。結局いつものフードコートでがっつり食べることに。ケバブにポテト、牛ハラミ丼。そしてビール。ここからが2連チャンなのでしっかり食べる。
羊文学
フォレストステージには羊文学を観るために集まったお客さんでいっぱいに。ステージ全体が観られる音響さんのテント脇にスタンバイ。
フジロックと同じだと思われる黒の衣装の3人。飛び込んで入ってきたモエカさん。「FOOL」でスタート。のびやかな歌声が、綺麗なハーモニーがステキ。かわいらしい姿から繰り出されるロックサウンドがたまらない!
「弦切れちゃった」とギターを交換してやり直す「永遠のブルー」はCMでもお馴染み。くちずさむ。
MCでは「お水飲んでますか?」「みんなこのタオル持ってますね、私たちも持ってます」「色が違うね」となぜかスペシャのタオルの話に。
最後の「光るとき」はアニメ主題歌だったようで最近CDを買って聴き始めた私のお気に入り曲。歌いたいけど難曲。聴けば聴くほどはまってどんどん気になる。フジロックのグリーンステージでは11曲も演奏していたのよね。じっくりみたかったなあ。
モエカさんといえば、フジロックでのスナップ写真がかわいかったな。あと、モエカさんが監修したThe north facetのguitarケースが発表されたそうですよ。気になるかたはぜひ。
- FOOL
- 永遠のブルー
- OOPARTS
- マヨイガ
- 光るとき
マンウィズ
羊文学を観ながら上空の怪しい雲に気づき、雨男ならぬ雨狼のカミカゼボーイ(以下ボイさん)の本領発揮だな、なんて思っていたらほんとにポツポツと。
レイクステージの右側いわゆるジャンケン側についてマンウィズ登場に備えていると雨は止み、眩しいほどの西日が。SEが鳴っていよいよマンウィズ登場!
一曲目はフェスでお馴染み「emotions」ときた。はじめっから飛ばすねえ。タナパイの「ソイ!ソイ!」の掛け声に観客も応える。続く「datebase」も大盛り上がり。いつのまにかサークルが出来上がってモッシュの嵐。巻き込まれないよう逃げながらもどんどんステージ方向に進む私。
ジャンケンが「人の曲演ります」と言ってDragon Ashの「fantasista」が始まる。マンウィズのツアーでも演奏されてお馴染みとなりつつあるこの曲。原曲しか知らない人もマンウィズらしいアレンジに感心したのではないかしら。
肩車したお兄ちゃん、とりまくサークル、どんどんモッシュが大きく激しくなる。
どの曲か忘れたけどDJサンタモニカ(以下サンちゃん)が舞台袖の鉄骨に登りはじめたときは、「降りてくるんじゃないの?」と本気で期待したけど。つかまってお手振りしただけでした。これ公式Twitterにも上がってましたね。
海外ツアーでリクエストが多かったという「映画いぬやしき」の「take me under」や破壊力抜群「映画シン・ゴジラ」の「into the deep」もよき!
ボイさんは途中ジャンケン側まで来て演奏してくれた!喋らないはずのタナパイは「お前らもっとイケんだろ」と煽ってくる。最高。
真昼間の演奏だったけれど、「山中湖涼しくていいですね」「なので今日は水を被りません」ってジャンケンがMCで言ってたので少し安心しました。前日の新潟は地獄のような暑さだったとか。オオカミはほんと夏フェス大変ですね。
Fly againはマンウィズのライブでは鉄板の楽曲で、サビで腕を上げるポーズや、「yeah」で飛び上がるところもお客さんみんなバッチリ!
ホールツアーがまったく当たらなかったわたしはまだ生で聴いたことのなかった「絆ノ奇跡」。とうとう、聴けたよ!あのmiletちゃんのパートまで歌うジャンケンはとんでもないオオカミだと身をもって体感できました。
結局、公式の酒井さんが写真を撮りに来た場所まで前方に進みこんで、ジャンケン、サンちゃん、タナパイ、ボイさん、リブちゃん、まだバッチリ肉眼で見られました。ヴェダさまは残念ながらほぼみえず。
ライブが終わっても興奮冷めやらぬわたし。電波死んでるので電話が繋がらず、はぐれた相方とその後なんとか合流して達成感と喜びを分かち合うのでした。「あぁ、早くマンウィズのライブが観たい」次は11月のアリーナツアーですね。
- emotions
- datebase
- fantasista
- take me under
- fly again
- into the deep
- 絆ノ奇跡
お腹が減ったので沖縄そばをずるりと。これを食べ終わると相方は「疲れたから」と駐車場へ向かって1人帰って行くのでした。わたしはまだまだ。
vaundy
去年は遠巻きに聴いていただけの大人気ばうさん。今年はちゃんとステージ観ようと端っこの方でスタンバイ。
曲を知らない私でもサビは歌えるってほど有名な曲のオンパレードで会場は大熱狂。生歌すごいな、歌唱力ハンパない。シート席の親子がノリノリで、ダメと言われてる写真撮影をなんどもお父さんの方がしていてちょっと嫌な気持ちにもなった。モニターにはvaundyの文字だけ映されていてステージ上を凝視しないと本人がわからないほどだったけどその分音楽に集中して楽しむことができたのかな。
息を切らしながら「back numberのために余力残してんのか」とか「まだやれるだろ」とか漢気が溢れるMCでしたね。
THE SPELLBOUND
マンウィズの楽曲では何度もお世話になっている中野さんのバンドということで気になっていたTHE SPELLBOUND。
急いでフォレストステージに駆けつけると演奏がすでに始まっていた。恥ずかしながら詳しく曲を知らないし初めて観るので遠巻きに眺めていようかな。
…なんて思っていたのに、ドラム2人の構成に驚き、かっこいい音と照明に引き込まれるように「もっと前で観たい」とどんどん足が前へ進む。周りのお客さんもノリノリだし、疲れているはずのわたしの身体も揺れる、踊る。
今回はBOOM BOOM SATELLITES25周年のスペシャルステージとのこと。2015年のフジロックに出演されていた時に漠然と「ブンブン観たいな」と思っていたのに、ところ天国でご飯を食べながらBGMのように聴くだけにとどまってしまったのが本当に悔やまれる。
その後はYouTubeで映像を観ることがあって好きだなと思っていた「lay your hands on me」をラブシャの地で聴けるとは。数年越しの願いが叶いました。
事前に写真オッケーが出ていたので記念にステージをパシャリ。最後にお客さんに丁寧にお礼を伝えていたお2人が印象的でした。
夜の雰囲気
夜になると会場の雰囲気もだいぶ変わります。まだまだライブは続きますが、わたしは翌日仕事なので渋滞を避けるため早めに帰宅することに。
夜になっても気球は動いていて、夜空に浮かぶ姿も雰囲気があっていいですね。
会場を出ると「ずっと真夜中でいいのに」の音漏れを楽しむ人々がところどころに。泣く泣くチケット取れなかった方もこうやって雰囲気を味わいに来てるんだなぁ、と。
車で山中湖畔を走らせていると会場の灯りが浮かび上がっていて、楽しいフェスの余韻に浸ることができたのでした。
山梨の夏フェスは最高だった
今年のラブシャは2日目が雷雨に見舞われてステージが中断、中止になったというアクシデントがありました。
私が参加した3日は晴天に恵まれて、のんびりと美味しいご飯もいただけて、地元で最高の夏フェス納めができました。
今回はアジカンコラボのカンフー焼きそば、牛ハラミ丼、ケバブにポテト、沖縄そばと美味しいご飯をいただきました。
山梨県内からの出店も多かったなぁ。ほうとうもとりもつ煮もあったし、笛吹産の桃を使ったかき氷とか。
ジビエ料理を出していた丹波山村のタバジビエさん、リアルな毛皮が飾ってありましたね。
また来年もラブシャが開催される三日間に山梨にたくさんのアーティスト、お客さんが訪れて楽しいひとときを過ごせますように。わたしも参加できることを願ってます。